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雨
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作詞 ゆー |
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傾く冬は
雨に降られて
傘から落ちた
雫に冷えた肩
春に焦がれて
染まる蝋梅
まだまだ寒い
明日も曇り空らしい
君と歩いたこの道も
冷たい冬の雨にぬかるむ
靴から滲む冷えた気配に
足早に通り過ぎてしまうよ
雨音が消していく
僕らの足音を
雨音が消していく
いつかの哀しみを
二人隠れた
傘は一人に
空から落ちた
涙に似たひと雫が
君の歩いた横側に
温もり忘れ一人彷徨う
隙間に巣食うあの日言の葉
早足に通り過ぎてしまうよ
雨音が消していく
僕らの行く先を
雨音が消していく
いつかの哀しみを
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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