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粉雪
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作詞 ゆー |
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顔色を失った
あなたに
せめてもの白銀を
柔らかな外套に
崩れて
ひと時の餞別を
あなたなら分かるでしょう
塞いだ
その瞳その耳に
ちらちらとちらちらと
黒と白と
重なり
一枚の絵のように
離ればなれ
張り詰めた後悔は
唇
噛み締めて開けぬよう
置いてきた感情は
心へ
終わりない痛み止め
粉雪と変わり果て
それでも
その頬に手のひらに
ひらひらとひらひらと
霞んでいく
街路樹
さよならと言うように
離ればなれ
ちらちらとちらちらと
白と黒と
触れ合う
繰り返し繰り返し
落ちて触れるよ
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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