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風
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作詞 ゆー |
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夜風に吹かれた百日紅
重ねてしまうカウントダウン
失う事ばかり考える
大人になんてなれただろうか
あなたの寝顔を見ていると
怒って言ったいらないことを
反省するばかり愛しさは
急いだ日々に埋もれてしまう
月夜にくるまる穏やかな手
起こさないようにつついた
ハリボテでも背を伸ばして
あなたの前では立っていたいな
手をつないで守っていたいけれど
どうかどうか遠くまで行きなよ
いつか届かない遠くまで風のように
僕は祈っているよ
いつまでもいつまでも
吹き抜けるあなたを思っているよ
節目の季節を越えるたび
高らかに鳴るさよならの歌
僕の時間はただ早足で
途切れた後考えてしまう
いつまでも小さな子供と
思ってしまう僕は勝手で
覚悟もできないで愛しくて
あなたを縛る鎖だろうか
あなたの声が僕を呼ぶたび
日だまりのように疼いた
嘘吐きでも目を開いて
あなたの前では大人でいたい
腕の中で守っていたいけれど
夢のような遠くまで行きなよ
いつか届かない時間まで風のように
僕は泣いてしまうよ
いつまでもいつまでも
吹き抜けるあなたを思っているよ
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