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ドライブ
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作詞 ゆー |
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生き物の底にいるみたいな
背中からの振動に預けた
シートベルトに支えられて
君は夢の中
涙の跡は消えただろうか
流れる景色に映り込む瞳
瞬く光はネオンなの
どんな夢見てる
君を乗せて
帰り道のドライブ
華やかな街は過ぎる
兄妹みたいに笑いあって
寝てていいよと声をかけた
無防備にうつむく君に
恋してる癖に
突然のラインに駆け付けた
お人好しだと人に言われても
仕方ないなと嬉しそうに
君に会いに来た
赤い目をした君ははしゃいで
お互いの気持ち気付かない振り
ピアスの星がキラリ揺れる
黄昏の海で
君を乗せて
海岸線を抜けて
穏やかな波が寄せる
優しい振りの僕の声に
「ありがとう」聞きたくなくて
ラジオを回した
君を乗せて
何処かへ連れ去りたくて
ラジオの声に紛れて
「好きだ」と呟いてみた
君の家まであと少し
懐かしい道で
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