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ふたり
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作詞 ゆー |
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見慣れた街に夜が来た
今夜の月夜はまんまるで
二人の足は海を踏む
逃げる魚を追いかけた
波間は寄せては返すだけ
私の歌は砂の中
どんなに大きく叫んでも
伝える口はひとつだけ
言いたい事はひとつずつ
どんなに守っていたくても
私の腕はふたつだけ
近い体は独りずつ
見慣れた街の星々が
今日もキラキラ反射して
海に沈んで朝を待つ
どうせ届きはしないのに
どうせ届きもしないのに
遠い夜空は優しく照らす
見慣れた君と海の中
使える腕はひとつずつ
片方繋いで夜をゆく
いつもの様に夜がきて
まんまる月夜の真ん中で
二人の足は海を踏む
逃げる魚を追いかけて
波間の君が笑うから
夜にもおやすみまた明日
夜にもおやすみまた明日
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