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数え歌
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作詞 ゆー |
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ひとつ ひらひら梅の花
ふたつ 二目と見れぬ人
みっつ 三日月昇る頃
よっつ 宵闇ひとりぼち
いつつ いつまで待ちぼうけ
むっつ 虚しいひとりごと
ななつ 泣き声こだまして
やっつ やむなく家路に帰る
ここのつ 今宵は
とおでとうとうとうせんぼ
影も届かぬ常闇に
浮かぶ香りは梅の花
あなたが植えた庭先に
続く香りかそれとも罠か
千鳥ゆく足
誘う香りに遠い面影
ひとつ ひとひら梅の花
ふたつ ふたたび会える夢
みっつ 三日月薄れゆく
よっつ ようよう夜が明けて
いつつ いつしか春の風
むっつ 胸にはあなたの声が
ななつ 名もなき物語
やっつ やがては終わりを告げて
ここのつ このまま
とおでとうとうとうりゃんせ
光届かぬ黄泉の道
浮かぶ香りは梅の花
あなたが終えた旅先に
ゆける香りかそれとも罠か
千鳥ゆく道
拐う香りに浮かぶ面影
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