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パラソロウ
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作詞 ゴミ捨て場の猿 |
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今日も自分で着せた洋服を裂いてしまった
曲がった絵筆が夕闇の中首を垂らした
ステンレスの冷たさが反射する部屋の中
血の匂いを浴びて塗りつぶすように踊った
なんで自分ばっか妄想で自分を守るくせして
聞いてもいない声に拡声器かざして萎れてばっか
ほんとは全部どうでもいいこと知っているけど
色ガラスの奥の彼女の瞳は眩しすぎるの
パラパラ漫画みたいにその日も暮らし
一人きり繰り返す鈍い眠りに
酔い散らかしてそこだけ細い手首を覗き込み
楽になれる そんなセリフと同時に
ダメにした ダメにした
過去に意味をつけるなんてもうできないよ
ダメにした ダメにした
全部ばってんばってん馬鹿みたいに嘆いて眠った
白い額縁に飾られた名札
友どもよいまどこかで笑っていますか
もしもそうならもうこれ以上こっちを見るな
俺とお前はどうせ違う世界だ
回らない思考
ネクストイノベーションなど起こせないよ
意味のない心労
その果てにはいったい何が待つだろう
ひとまず休もう
じっとみたその微笑みを渡して
この形をなす術もわからないの
へい、カート
今晩あのダンスホールに誘ってよ
へい、チェスター
この胸の奥の奴を殺して
へい、ミスター
そう誘い出す売女をおしのけ
一人きりそのうねりの熱の中
笑ってた 笑ってた
ここに居場所など作れないよ
笑ってた 笑えるなぁ
こんな失点欠点馬鹿みたいだ忘れて眠った
だけど だけど
虹色の砂が落ちる音
本当に今やりたいことを
あの日の彼は僕に叫んでた
ずっとずっと鍵をかけた部屋の向こうで
ハロー ハロー
ハロー ハロー
ハロー ハロー
ハロー ハロー
ハロー ハロー
ハロー ハロー
いつかのあの重みを
忘れてた 忘れてた
ここにしか音なんてなかったこと
忘れてた 笑えるなぁ
僕はずっと そばにあったの
あの虹と 僕が閉じ込めていただけの僕と
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