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生きた証は最後の血が教えてくれた
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作詞 norika |
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君には似合わない傷
ずっと背負っている
哀しい目をして俯く
姿を見ても同情は要らない
君は僕の手を振り払って
足早に去って行ったのは
ちょうどこんな季節だったね
抱え込んで塞ぎ込んだ
数えきれないほどの悩みと
社会という大きな世界の中で
行き交う人の群れが成す空気
重くて苦しくて仕方がないよ
人間関係で手こずって失敗して
折り合わなくなって独り浮かれて
疲れて本当早くいなくなりたいよ
何度思って叫んだことか分からない
でも周りは感心がないからスルーして
街をひたすら歩いて行くだけなんだ
周りに理解されないでも求めてない
どうせ理解できないからそれでいい
最初から僕なんかに興味ないんだよ
だったら僕だって誰にも興味はない
認めようとしない失敗と存在
誰かを陥れるゲームに手を貸す人
傷付けるだけ傷付けて生きている人
そんなことばかりだ今日のニュースも
つまらない退屈だそんなつぶやき
見てて共感といいね押して終わる
1日にも正直飽きてきたよfriend
会えないかな話たいことがあるんだ
「会いたいなんて言わないで…」
「僕は君を傷付けたから
会う資格なんてないから」
君が僕に送った最後の言葉だった…
救える命があったって
潰そうとしている影に
気付けないで消えてしまう
誰かが必死に隠そうとして
真実を葬ろうとして平然と
過ごしていること僕は許さない
命は1つしかないことに気付いて
生きている間しか笑ったり泣いたり
怒ったりできないこと当たり前だけど
心臓が動く度に存在の意味を深く知る
言葉がもたらす影響を浅はかに考えて
小さく丸め込もうとするのは辞めてよ
どうして産まれてきたのかなんて
分からなくても知らなくてもいい
でもその人の権利と自由を奪わないで
標準なんて見本なんて要らないから
一人の人間として皆生きているだけ
差別偏見の渦なんかに負けないから
そう伝えたかったけど
君に拒まれたことが
悲しくて悔しくて
憎らしくなって
腹を立ててしまって
嫌いになりかけたし
忘れようとさえした
こんな僕が伝える
資格なんてないけど
守れなかったことが
大きな損失なんだよ
いくらお金を払っても
払い戻しなんてできない
この問題は簡単じゃないんだよ
難易度が高いとかの問題じゃない
ニュースに流れたって
いつかは忘れ去られる
実名報道住所特定されて
顔年齢まで報道されてしまう
テレビ画面越し何を思う?
君がいなくなった日から
カレンダー数え始めているよ
記憶の写真よりも
多いのは涙の日数
あの時ちゃんと
助けていれば
結末は変わっていた…
後悔しても遅いのに
強く握りしめた赤い血を
それは君が生きた証なんだよ
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