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作詞 辻由也 |
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爪痕のspelling
解読できない愛のシルエット遺して
消え去った君はいまどこで待っているのだろう
そういう意味でしょう?
見つけ出してほしいのだろう?
君は過去の扉を閉ざしたままで
見えるのは鍵穴からのわずかだけ
ついさっきまでの時間も流され
君の笑顔や涙のワケはずっと知らないままでいる
惜しみなく眠らせて
君に逢えないで「さよなら」はないよ
もしかしてきっかけは
すでに見落としていたのかもしれない
そんな不安ばかりが記憶をよぎっていく
爪痕のspelling
解読できない愛のシルエット遺して
消え去った君はいまどこで待っているのだろう
そういう意味でしょう?
見つけ出してほしいのだろう?
やさしく抱いてくれたのはきっと
この心が壊れてしまうからでしょう
だからと言ってキズひとつないようじゃ
ただの記号と化してしまう身体さ
また抱いてくれるなら
この身の輪郭は僕のイニシャル
名前を囁いて ちょっと乱暴に呼び出してほしい
そういう意味だよ
腕も脚も君のもの
心以外の欲しいところを持っていって
恋愛なんて脆いものはバラバラにされた
つぎはぎだらけ 謎だらけ 少しずれたって
いまさら傷みは記憶を留める一部なだけさ
爪痕のspelling
解読できない愛のシルエット遺して
消え去った君はいまどこで待っているのだろう
そういう意味でしょう?
見つけ出してほしいのだろう?
首筋の紅いあざ
薄れてしまう前に もうひと撫で
ああ、ここに君がいた
その証拠だけが謎を生かしている
いつまでもひとりで真実を探している
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