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film camera
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作詞 僕 |
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秘密の理由 フィルムカメラで撮り並べた生活の断片
壁に寄れかかった君のような僕のそのブルゾン
近くで眠る猫の手触りで変わった季節
またシャッターを切る 言葉より詩的なものを求めてる
たまに愛してる、そんな台詞がなぜか曖してる
ブロック塀の上を歩く猫と目が合った気がしてレンズを向ける
見返せない二人だったはずの一人のそんな過去が
フィルムカメラみたいにぼやけてフラッシュバックした
やや曇りが強い空の色、
そのままになってる爪きり、
飲みかけたままのビール、
泡と愛がしらけてしまっていた
頼りなく
縒れた糸
レンズを覗き込んで
古びてく未来
それを見る
たまに愛してる、そんな日々が今では曖してる
嫌いになったって言われてすこし青さを蹴った
そろそろ咲きそうな花の名前を知らない
僕はまだ
頼りなく
縒れた糸
レンズを覗き込んで
古びてく未来
それを見る
確かめて 君に任せたい
昨日に灯った火を 朝になるまでに君の吐息で消して
揺らぎながら 君を待ってる
テーブルに置いたライターを 朝になる前にポケットにしまって
頼りなく
縒れた糸
レンズを覗き込んで
古びてく未来
それを見る
頼りなく
縒れた糸
レンズを覗き込んで
古びてく未来
そして知る
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