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ブルーの雨傘
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作詞 水野笙子 |
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雨の上がった7月の濡れた通学路
積乱雲が隠してる太陽がいっぱい
グラウンドではしゃぐ男の子、瞳はサファイア
柄にない頬を隠してね、ピンクのパラソル
出会いはいつも不思議で素敵な偶然よ
神様お願い彼の眩しい笑顔を私に見せないで
水面キラキラ、初めてなの胸のトキメキ
見上げた空に花束、明日にかける虹
待ち焦がれ夢に見たほどコテージの夜
波打ち際でランニング、夏の夢と汗
朝日を浴びた部員たちすぐにストレッチ
ひたむきな君の横顔に恋のしずく落ちた
出会いはいつもふとしたときだけ訪れる
「微笑み同盟」
「男勝り」で通ってた
絶えないスマイル君を知る前は
夢追い人は他のこと目をくれることない
そんな彼想う私は、なんて淫らなの
ホントはあなたを少しだけ憎んでる
私笑顔だけなの
それを奪った、なんて罪な人
「ワイキキ」と言って笑い作るけれど
TV観て 口角上げてみるけれど
わたし、つみびと。彼のスパイクを
妬むなんて、まるで
十戒を冒したレベッカ
情熱がロケットみたく火を噴くの
それだけはたぶんあなたと同じなの
同じヒトとして同じ星に生まれ
言葉が一緒でも
心を繋ぐ術が見つからない
それは私のエゴ
彼を「キミ」とか気安く呼べないの
でも「あなた」も違う
教科書開き、慣れないのに鉛筆回す
かわいい仕草みる私。消しゴムで消してよ
何万回あなたを「好き」とつぶやき
サーバーはハートであふれてる
消しゴムのクズ集めるんだ、意外ね
私も一緒にして
抱き合うことさえできない二人が
まさか言葉交わしたり
視線合わせたりできるはずもない
恋心、進め ビジョンはないけれど
心だけはいつか重なり合えるはず
理性と感情アンバランスなの
スカート翻しキミに走りたい
もう逃げ出したい、ah-
テスト週間空き地のグラウンド抜けて
帰るキミは何するの?スパイクの手入れ?
もう耐えられない「好きなの」とLINEで送って
「ゴメン」と言われたらどれだけ楽になるかしら
出会いはいつも突然奪われる
そうよ、いっそ壊して
誰か奪ってわたし戻りたい!
雨の通学路あなたと相合い傘の
彼女は優しいマネージャー
わたしの親友
雨が上がった校庭、笑い合う3人
ありがとう私のほほえみ、キミの愛の証し
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