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冬の歌
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作詞 シュシュ |
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冬の海で
遠い昔の出来事みたいに
彼を思い出した
時を生きる
皆生き物だって知っている
なのに取り残されて
空と鳥の屋根の下
もう一度世界に還れたら
笑おうかな
夢じゃなくて 幻でもなくて
私たちが歩くのはこの世界だけ
現実の中だけ
本物はいつだって そこにしかない
砂の城を
遠い昔の私に重ねて
崩れ去った今
雪と花の続く道
いつかまた歩き出せる日は
笑えるかな
大嫌いだった 大好きだった
自分勝手にふるいにかけた全てのもの
今という時間に
やっと思い出すよ 大事な何か
彼が言ったひとつひとつの言葉に
生まれて初めて触れた日
たった一つ今も残る その温もり
冬の海も 夢じゃなくて 幻でもなくて
私たちが進むのは目の前の道
現実の世界だ
本物はいつだって ここにしかない
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