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灰泥
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作詞 シュシュ |
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離れないように呼び続けた名前も
今となれば無駄な事みたいに思う
汚れないように包んでいた自分も
こんな風に汚れては行き場をなくす
良い人にも悪い人にもなれないわ
あなたみたいには とても
音を立てて崩れていった
それがたとえ 見たくないものでも
灰まみれ 私は
その中で助けも呼べずに 彷徨うだけ
走り続けたあの日の私たちが
もう見えなくなってしまったとしても
分かれ道を迷わずに行けたなら
あなたのようにも なれる
夢を見てはまた目覚めて
耳を塞ぎ 目を閉じ 逃げ惑い
泥だらけ 私が
その中で光る星にも なれなくて
まるで崖の上にいるようで
いつ落ちるかもわからない
自信も持てず 希望も持てずに生きるなら
消えればいいと思った
それでも
灰まみれでも 泥だらけでも
それがもし 私でも
その中から這い上がろうと 決めたんだ
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