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4月3日
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作詞 フビアルビ |
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犬みたい、って君が笑った
春の匂いがしていた
靴紐結んでいるうちにまた
誰かがあくびをかいてた
あの日書いた手紙はまだ
宙を舞っているみたいだ
雨水弾くくせに言葉は
すぐに吸収してしまう
「なんでもないよ」
「どこに行こう?」
君の横顔が好きだった
4月3日
踏み出した足は
皆に見えていただろうか
4月3日
どこに行こうとも
誰もが笑っていれたらいい
星を見ようと僕が誘った
風ひとつない夜だった
失ったものを思い出しても
繋いだ手が許してくれた
「なんでもいいよ」
「どうしようか?」
いつかのことを考えてた
4月3日
夜空に誰かが
その日みた夢を浮かべてた
4月3日
君のカーディガン
朝にはどこかへ消えるだろう
探し物は見つかった?
憂鬱の答えは出た?
宙ぶらりんの僕らはその日
月に吸い込まれた
4月3日
君の歌う声は
皆に聞こえていただろうか
4月3日
それまでのことが
誰かを笑わせていれたらいい
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