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越夏
作詞 ばしょー
蝉の抜け殻 蝉の死骸
今日こそは叶うと信じた夜も
夏の気怠さに足を引かれ
度重なる不幸を言い訳に
古い為来りに縛られていた
君には早いかな?
八月の腐ったスイカ
閉じた貝 痛む鮮魚
汗ばむ朝 茹だる白昼
涼しさが垣間見えた夜……けれど
まだ火照りを理由に、口を閉ざす
いつもそうだ
愛されていたいだけなのに
自分は何もしないし出来ない
他力本願、神頼み、懇願

夏の暑さにヤられちまったのサ

結局は自分次第だと分かってはいる
だからもどかしい
自分の無様さが手に取るように分かる
憧れの園 白い肌 君の瞳の花火
どれをとっても、やっぱり手が届かない

今日も蝉の声に紛れて、想いは無情
寒い記憶は忘れ去られた
嘘みたいに照り付ける陽光

俺はまだ、夏の匂いに囚われたまま

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 越夏
公開日 2018/10/15
ジャンル その他
カテゴリ その他
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