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シャボン
作詞 小雨ねむ
リップに弾んだ
チープに霞んだ
ココアの苦味を感じていたら
どこか変わっていたのだろうか
幾重の言葉さえも
消してしまえるマジックと綾
引き算で出来上がった
星はとうとう光らない
永遠を誓うほど
刹那に弾ける愛だ

あの日飛ばしたシャボン玉のように
大きく膨らんでいった
膨らめば膨らむほど
割れやすくなることも知らずに
唇を重ねるたびに
君との距離は遠くなっていた
好きな音色も言わないから
君はずっと透明だった

チークに紛れた
リークしはみ出た
経験がものを語るなら
即席がお似合いだった
幾重の記憶さえも
上書き重ねるカラーリング
机上のプレゼント
流れ星が裏切った
優しく扱うほど
脆く崩れていく愛だ

あの日飛ばしたシャボン玉のように
空高く浮かんでいった
浮かび上がってしまうほど
割れやすくなることも知らずに
唇を重ねるたびに
君との距離は遠くなっていた
目を逸らすことを覚えたら
君はそっと透明になった

唇交わして
交わしきれなかった約束を
口約束と口ずさんだら
朽ちた時間の縁に緩やかに落ちていった

あの日飛ばしたシャボン玉のように
膨らんで浮かんでいった
自分から離れるほど
割れやすくなることも知らずに
唇を重ねるたびに
君との距離は遠くなっていた
変わっていく景色の中で
君は髪を染めていたんだ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル シャボン
公開日 2019/09/17
ジャンル ポップス
カテゴリ 失恋
コメント 唇を重ねる度君との距離は遠くなっていた
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