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終焉逃避
作詞 哀流
赤とんぼが跳ねて夕焼け色
一日の終わりはそんなとこだった
けん玉で周る世界をやけに
大きく感じてた小さな手のひら

何にも見当たらない帰り道
石段登る
今では二倍速で駆け上がる
子供の記憶
明日に見つからないよう潜む
気づけば大人だった

 空を見上げれば塞いでいて
 世界は指先でつまめるスケール
 かくれんぼに見つかった僕は
 いまも歩いてる 終わりに向かって


学校の帰りに見つけた秘密は
口からこぼれても輝いていた
日常を彩る感情はうぶで
鮮やかに描いてははにかむ仕草

毎日変わっていく風景に
誰かが見える
今だけ逆再生で遡る
細道抜けて
終わりに出くわさないよう逃げる
明日は魔物だった

 嘘を見つけてはいけないって
 大人はどうやらそういったルール
 おにごっこで逃げ回る僕は
 何故か走っている 終わりに向かって

カラスが鳴いたら帰りましょって
そのうち消される気がしたから
両耳たたんで見つめてたのはあっち

 明日をくすねれば終わらない
 確かで唯一の希望のイメージ
 だるまおにで捕まえた僕は
 そこで止まったまま さいごを迎えて

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 終焉逃避
公開日 2007/09/01
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント だるまおにじゃなきゃダメなのには理由が。
だるまおにだけ自分からオニに近づいて行くじゃん。
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