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降雪
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作詞 つだけんと |
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最近やけに夜目が覚めます
悪い夢を見ているわけじゃないんですが
決まって涙を流すのです
土日祝日関係なく始発の便に乗って
この世の全てを恨むような睨みを利かせて
決まって涙を流すのです
バンド組んで俺の歌を見せた時
苦笑いを浮かべたあいつを思い出しては
決まって涙を流すのです
痛い 寒いと言われようが 関係ないなんて強がりは言えない
そんな弱っちい俺だから
降雪 請う切に 傘なんていらねぇ 裸の身体に冷たさを突き刺して
蜂の巣にしてくれよ 耐えてみせるぜ
今年はやけに雨が多い気がします
天気予報は全然アテにならないでしょう
晴れるよとうそぶく先輩と同じ
「お前は10年後何をしてるんだ?」
そんなこと言われなくたって 誰よりも考えてる
ただあの日の少年が未だ僕を待ってる
雨の日 晴れの日 どちらもあるからこそ生きていけるのです
ただ雨に濡れた君だから
降雪 請う切に 傘なんていらねぇ 裸の身体を暖かく包み込んで
涙は枯らすなよ またそれが雪に変わるから
降雪 請う切に 傘なんていらねぇ 裸の行く末を白く変えてくれよ
踏みしめて固めてやるよ 僕の地面として
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