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眠れない夜に
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作詞 つだけんと |
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明日になれば 世界は変わるって
誰かが言っていた いや ガキの頃の僕だ
諦めがクセになって 変われなかった
誰かのせいにして ずっと ガキのままの僕だ
初夏の日差しが 道路を焦がし
焦りばかり募る 景色は変わる
気がつけば世界は無音になって
響くとすれば 呼吸と嗚咽
眠れない夜に 未来への不安
ずっとこのまま 草臥れた生活
眠れない夜に 生ゴミと夏の風
ずっとこのまま 冷や汗が落ちる
誰か助けてと 他力本願なことで
世界は無情 人は卑劣 人間不信
それでも誰か 信じてみたいと思う
誰かが言っていた 愛は美しいって
他人の視線が 明日を焦がし
挙動不審が増し 景色が変わる
気がつけば世界は無音になって
響くとすれば 嘲笑とラブソング
眠れない夜に 自害への光
ずっとこのまま 液晶に没入
眠れない夜に 増える空き缶
ずっとこのまま 腐敗臭 錠剤
思想は静寂のドブ川 星などはもう見えない
沈むままに包丁を 胸元に突きたて
溢れ出した涙 まだ死にたくねぇと
言葉にならぬ声に 震えが止まらねぇ
ラブソングは聞き飽きた 応援歌も必要ねぇ
眠れない夜に 命への愛着
景色は強引に 変わっていくもんだ
眠れない夜に 朝日が差し込んで
あぁもう朝だ 舌打ちした明日へ
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