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フレコンバッグに咲いた花
作詞 AABC
呼吸を止めながら歩く三月の死の街
積み上げられたフレコンバッグが目の前に現れた
高鳴る心臓 早める足

思い出す四年前の地獄の景色
今でも感じるあの時の恐怖
何もかも嫌になって全てを壊してしまいたい

ふとその時気付いた破れた場所
そこから咲いている小さな黄色い花
全てを忘れて立ち止まった
僕が貴方を愛する理由はフレコンバッグから咲いた花

暫く経って顔をあげ再び歩く希望の街
目には映らない悪魔を恐れ小さな奇跡を見落としてた
貫く感情 震える肩

何も分かっていなかった
僕が生きてる理由はこんな事で無くなるようなちっぽけなものでは無かったのに

ふとその時気付いた貴方の声
振り返る僕に手を振る小さな左手
涙を拭いて走り出した
フレコンバッグから咲いた小さな花を抱きしめに行こう

誰だってそう愛する人が居て
その人の幸せを何より大切に思っている
世界が全て汚れていて進むべき方向が分からなくなっても
どんな未来が待ち受けていたって
生きる意味は確かにある
フレコンバッグから花が咲くように貴方はこの世に生まれてきた
その事で確かに心が震えた

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル フレコンバッグに咲いた花
公開日 2015/05/10
ジャンル ロック
カテゴリ 社会問題
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