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一瞬(ヒトトキ)
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作詞 悲喜仔 |
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バベルの塔 崩れ落ちて
人類は皆 地上で一人ヒトリになった
好き勝手に 夢 喰らい尽くして
遂に世界は色を失った
今日も僕は 電車に乗って
横飛びする世界を眺めている
鉄筋コンクリ 排気ガスの雲
ディスカウントな日常はシルバーグレー
描いていた理想
月沈めば幻想
忘れてしまう その前に
カタチにしたいんだ
捕まえたい 昨日の明日を
伸ばした掌 すり抜ける
一瞬(ヒトトキ) 僕等はそんな光に
時に命さえ賭けている
ベルリンの壁
打ち砕いたハンマー
チェストに隠して 今君を
探す旅に出る
乗り越えたい 世界断つ塀を
シルバーグレーに血マメ滲もうと
一瞬(ヒトトキ) バタつく足で蹴って
その隙に青天井に跳ぶ
捕まえたい 昨日の明日を
夢想した理想を現像させる
よじ登った目に飛び込むのは
どこまでも広がる僕の世界
ヒトリをフタリ ミンナにする旅
ハンマー片手に 世界を繋げる旅
ふと気付いたら 今よじ登ったのは
バベルの破片の一つだった
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