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13の壁
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作詞 優雨 |
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最近買ったばかりのスーツは
着るというより着られている感じで
眉を細くしてみたけど描くのが凄く難しくて
染めてパーマをかけた髪も維持をするのが大変で
来年にはもう成人でほんの1年でも大分違って
少しでも早く見た目だけでも大人になりたかった
どれだけ頑張っても13の差は埋まらない
悔しくて…たまらない
何度心の中で叫んだら伝える勇気が持てるの?
どんな言葉に乗せて伝えたら本当の気持ちは届くの?
どうせ届くことのない気持ちならどうして抱いてしまったの?
忘れてしまうことができたら
何もなかったように さようなら って笑えたら
今 がこんなに淋しくないのに
叶わない恋だって分かってた
彼女がいることも知ってたし
でも可能性は0じゃなかったでしょ?
人生何があるか分からないし
1%にもならない極僅かを信じたかったの
好きだ って思ってしまったから
頑張ってたらもしかすると
好き になってくれるかもしれないって
「不毛だな」 って思いながら
いつから本気で好きになったの?
冗談だった筈なのに
何でこんなに傷付いているの?
覚悟はしてた筈なのに
早く直接会って言いたいよ
「本当に好きでした。だけどおめでとうございます」
ってじゃないと
心はまだ貴方のことを好きだと思ってしまうんだ
あと何回この思いを叫んだら思い出になるのかな?
諦めはついてる筈なんだけど
まだ痛む心は仕舞い込めば何も無かった事にできるのかな?
苦しくて死にそうなわけじゃないんだけど
好きでいても良いよね? 人としてなら
嬉しいのは事実だよ、祝福だってしてるし
私が好きになった人には、幸せになって欲しいから
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