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佐賀平野
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作詞 しゅんのあしおと |
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愛さなければよかったと
後悔ばかり 吉野ヶ里
遺跡に眠った情念が
気球に乗って 空高く
佐賀平野に風が吹く
悲しい爪あと 稲穂に残して
ムツゴロウよりもかわいくて
ワラスボよりもいとおしい
泥にまみれて転がって
化けて出ようか あなたへと
佐賀平野に雨が降る
泣きたいこころを 水面(みなも)に映して
朝を呼ぶ声 潮の声
黒髪引かれて夫婦岩
磁器に染み入る 胸の丈(たけ)
起こさぬように 歩きます
佐賀平野に風が吹く
実り願ひて 今日も吹く
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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