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涙の花
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作詞 MISAYA |
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妙に息苦しくて眠れない夜 目を閉じてみたら
暗闇の中でも確かに 鳴る心音が聞こえる
僕は今 生きているんだ
「僕にしか出来ないこと」信じていた ワケじゃないけど
行き場のないこんな思いを 誰かに訊いてほしくて
誰かに 押し付けたくて
寒さは和らいできた 手が悴んだりもしない
でも掴めないものがある 無理やり冬のせいにした。
こぼれた涙が頬で 凍りつくくらいに
冷たくなればいいのに 穏やかな春の風は
この町にもやってきて 人々の笑顔を誘う
僕はいつからかひとり まだ震えてるのにな
まるで誰かの鏡像のような日々 この意識さえも
他人のものかもしれなくて 思い込んでしまって
生きる意味 見失うんだ
僕が落としてきたものの行方は 誰も知らない
二度と手にできないあの日の 想いは輝いたまま
ひたすらに 明日を夢見る
自分でもそれなりに 上手くやってきたつもりだ
でも笑えないときもある それさえ冬のせいにして。
流れる時間はいつか 思い出になるのかな
いつの間にか描いてた 誰よりも明るい未来
この町から旅立って 何かが変わるというなら
僕は何を捨ててでも 大空飛んでみせる
誰かが言った「僕らしさ」 まだ解らないけれど
多分こういうことだろう 僕が僕らしく僕であれば
それが答えになるって ただ強く信じた
こぼれた涙が濡らす 大地から花が咲く
空にその身伸ばした しぶとく生きてゆくだろう
砕けない心なら 初めから僕は持っていた
きっとあの日あの時から 前だけを向いていた
きっと何を捨ててでも 明日へと飛んでみせる
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