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コロナ
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作詞 MISAYA |
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寝転んで両手広げた 何も変わらない
平凡な日常 その延長上に 待っているのは何だ
歩き方も忘れていた 失くしかけていた
僕は僕であるために 自分の心さえ 飾ってしまっていた
殺していた心の声 誰が聴いてくれるだろう
何かを否定することが だんだん出来なくなっていた
人間という名に生まれた 僕らはいつの間にか
廃れたその心を 「強さ」と取り違えて
大人になってゆく度 埋め込まれたキレイな論理を
守るそのためだけに 生きる人形になる
受け止めきれずに落とした 誰かの言葉は
まだ胸の奥のほう 残ったままそっと 棘のように突き刺さる
歩いてきたその地面を 道だと言うのは
何かしらの証明を この世界の上に 残したいからだろう
「たいへんよくできました」と 押された大人の烙印
比較して評価して そして 影で笑って見てるのか
逃げ込んだあたたかい場所で 生きてれば幸せを
錯覚できるけど 光も浴びれるけど
だけど失くさずにいてよ 見失わずにいてほしいんだ
こんな黒ずむ空に 君は染まらずにいて
人間という名に生まれて 僕らはいつの日にか
「道」を振り返ったとき 幸せ感じるため
決められた未来ばかりに 導かれてしまわないように
君を照らす光を 間違えてしまわぬように
心を強く保つのは 意外にも困難で
何度も逃げ出したく なったりしてしまうけど
「大人になってゆくこと。」 今何をなすべきかを知って
平凡な日常に 射す強い 光を信じて
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