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夕星
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作詞 MISAYA |
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陽が落ち 西空に浮かんだ うすら明かり
訳もなく伸びた影は ひとつだけ どこまでも長くて
ただあなたのことだけずっと 見ていたくて
だけどもうあなたはいない もう、何ひとつさえ届かない
寒い季節は終わるけど こぼれる涙はとめどなくて
遙か遙か 空まで越えて あなたまで辿り着きたい
桜色に染まる町で あなたと出会えた。
今でも想う 振り返ってしまう あなたが大きすぎたから。
歩いても進めはしないよ 風が吹いて
押し戻すように強く 僕だけ冬に取り残された
ただあなたのことだけずっと 愛したくて
求めすぎて傷つけてた 大切に抱きすぎて壊してた
あなたが風になったのなら もう二度と僕のもとへと
来てはくれないのだろうか どうしようもなく会いたい
ごめん、何も出来なかった あなたのためだと
言い聞かせてた すべての言葉は 全部僕のためだったんだ
夕空 遙か彼方 幽かな光に
重ねて握った掌が 君の手の その感触を ひとりでに思い出す
あなたが星になったのなら きっとあのキレイな姿で
優しく強く僕を見下げて 静かに微笑うんだろう
強がって想うことなんて あなたには意味も無くて・・・。
最後にもう一度だけ。 二人の手を合わせたかった
祈るように強く互いを 結んでみたかったんだ
涙色に染まる町を 僕は背にして往く
今でも想う 忘れられずに あなたが大好きだったから。
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