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KOTODAMA
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作詞 ニコル |
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鉛のような身体を引きずって歩く
足は地面に着いては離れるだけ
どこまで続ければ会えるのかな
ちゃんとお別れしておけば良かったな
息を吸って吐くように交わした言葉
今は姿も見えず声さえ聞こえない
いつの間にか地球半周分の距離
世界で僕だけしか知らない孤独
血眼になって探しても 耳を澄ましてみても
朝と夜が代わる代わる見守ってくれても
どうしようもない ただ君に会いたい
なのにどうしてどこにもいないの?
小さな傷跡を確かめる
君と作った記憶の証拠を
なぞってみて気がつくんだ
まだ温もりが残っていること
何も言わないまま告げた「さよなら」
今になって喉の奥から溢れてくる言葉
嘘みたいな本当を過ごしたんだ
夢みたいな昔が僕の後ろにある
空と海ばかり眺めても 雨と風を浴びていても
月と星の光に頼りきりでさまよっても
君がいない
あの時のことを覚えてる
同じ場所に同じ傷をつけたこと
辿ってみると行きつくんだ
始まりと終わりを見届けたところ
心の中に生まれたもの
遠くからでも伝わること
言い忘れたお別れの言葉
夢みたいな嘘で出来た一言
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