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ふたごの世界 -Dark Version-
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作詞 ヴォノ |
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ベッドの女の子に 今日もお薬を飲ませる
…美しい笑顔をかえしてくれた
大好きな男の子が 今日も髪をなでてくれた
…どこか歪んだ笑顔で
「だいじょうぶ ママは知らない」
また こっそり キスをした
______愛し合ったふたごの物語
病気の女の子と ひとつ約束
小指と小指をつなぐと
天使の笑顔 見せてくれた
そのときの男の子 ニヤリと笑ってた
…はじめて見た その表情
「生まれ変わっても一緒にいよう」
ふたりは 約束した
夜 うなされる 女の子
ニヤリと笑う 男の子
「ただ生まれ変わっても またこうなる」
「______それなら 」
ベッドの女の子に 今日もお薬を飲ませる
…いつもとちがうお薬を
大好きな男の子に 髪をなでられ
眠りに落ちた
…そのまま死んだ
「やっと楽になれたね?」
最後のキスをして 後を追った
______どこかで ひとりの女の子が生まれた
美しくて優しい子供に育ったそうだ
まるで 天使のような笑顔
その足元からのびる「影」が
ドロリと笑った
こうして人間に「影」ができた
「______それなら 」
「お話はできなくなるけど」
「キスもできなくなるけど」
「生まれ変わったら ひとつになろう…」
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