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はじまりの物語
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作詞 ヴォノ |
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それはそれは 遠い昔の物語
空と海が抱き合ってひとつだったころのお話
この世界は幸せでいっぱいでした
そんな世界にある日 光がやって来ました
世界は光を歓迎しました
ところが光が世界にやって来るのといっしょに
闇がこの世界に生まれてしまいました
光の当たらない所が闇になってしまったのです
ある日 光と闇がケンカをしてしまいました
これが全てのはじまりです
光は空と一緒に天高く逃げて行きました
闇は海の底へ逃げ 海を下に下にはこびました
こうして世界は空と海にわかれてしまいました
この時世界のバランスがこわれました
光と闇 空と海はバランスをとりもどそうとします
長い長い話しあいが終わって答えが出ました
光は体の一部を使って神さまをつくりました
闇は体の一部を使って人間をつくりました
おろかな人間はこう言います
「神さまがぼくらを創ったんだ」と
一方の神さまはこう言います
「勝手な人間がわたしを創造した」と
それはそれは 終わりのないお話
今では 光も闇も 空も海も みんな仲良しです
人間だけが夢中で答えをさがしています
でも みんな とっても幸せです
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