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最後の祭り
作詞 kojiro
兄のひ孫が手を引いてくれる
杖も頼りにして
最後であろう
お祭りに出かけていく

ひ孫は
初めて会った時の
あいつと同じ年だけど
とても 子供っぽいよ
既に女を知っていたあいつとは
えらい違いで可笑しいわ

生きているのか
もう死んでいるのか
何もわからないけれど
とうとう 私の心から
出て行ってくれなかった あいつ

綿飴も ラムネも
遠い昔の 祭りのものなのね
ゲームをねだる ひ孫に
お金を渡すと 飛んで行った

どうして
あいつは今も
がっしり 心を捉えて
離さないのだろう
あいつの好きな藤色の
新調した着物で
最後の祭りにやってきたよ

獣の香りを探しながら
来年の祭りは
もう来れないだろうと
涙一粒
最後のさよならをつぶやく

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 最後の祭り
公開日 2014/10/18
ジャンル その他
カテゴリ その他
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