|
|
|
Sound of distance
|
作詞 小康 |
|
ベランダに出る窓開けて
小鳥のさえずり聞いた朝
紅茶を飲んで雲を眺めて
初夏の音が聞こえた
緑の風が吹き抜けて
辺りはもう夏の色
君だけの色、届けてよ
また春が来るまで
嘲り笑う人もいて
そんな声は聞きたくないと
軽蔑すら言葉に替えて
憎しみを呟くだけさ
微かすぎて聞こえないなら
そんなのは無視すればいい
聞きたくなくて聞こえたなら
聞こえないふりすればいい
キレイに泣いて、微笑んで
夏を諦めたあの朝も
紅茶を飲んで雲を眺めて
初夏の音を聞いていた
過ごした日々は宝物
みんなはもう夏の色
焦るんだ、あたりまえだよ
この夏が終わるまで
夏を謳歌してる人
そんな人たちを羨んで
優しさすら言葉にできず
声にならない声だけさ
嫌なことで聞きたくなくて
耳をふさいだときもある
聞きたいこと聞こえないから
必死で耳を傾けた
思い出されるあの夜は
寂しさに泣いた夜だった
紅茶を飲んで月を眺めて
虫の声を聞いていた
いつの間にか日が変わって
涙はおさまっていた
そろそろ眠りにつこうか
朝日が昇るまで
完璧な人もいるはず
現実に惑わされないで
驚きすら心に隠し
落ち着いたふりをしていた
君の言葉心に残って
深く考えさせられた
微かすぎて聞こえないから
必死で耳を傾けよう
|
|
|