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傘人間
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| 作詞 奏夢 |
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雨が降り始めても君は傘をささない
君のキレイな心に
悲しみがつたっていく
そして一緒に雨を降らしてくれた
そんな君が愛しくて
僕の雨は君と一緒に降り続けた
君だけだったんだ
僕の苦しみや痛みに気付いて
傘をささないでいてくれた人は
自分のことのように泣いてくれた人は
でも弱い僕は君の心に
傘をささなければ立っていられないほど
大きな悲しみが降ったとき
いつものように傘をささずに
そこに立ちすくむ君をおいて
僕は傘をさしてしまった
だから僕は
傘をささずに一緒に泣いてくれる
強くて優しい心を持った
君になりたかった
傘をささない強い僕になって
泣いている君を
背中ごと抱きしめたかった
君の背中が小さく見えるよ
強くなろうとする心が
透き通るように見えるよ
その背中も君の心も
愛しいと想うよ
君が誰かのために泣くなら
僕が君のために泣くから
悲しみを受け入れる強い心を持った
傘人間になって
心の悲しみを弾き飛ばしてあげるから
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