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学校 一日
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作詞 ポルル |
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階段を一段飛ばしであがる
二階だけれど
息はやはりきれる
・・・もうなれたけれど
校舎の窓からのぞく木
消し後の残った黒板
教卓にたかる生徒達
おはようが聞こえた 朝
チャイムがなるの
授業が始まる
もう少しだけ喋りたかった
小さく君が指を一本立てて
「また休み時間ね」
って誰にもばれないように
私に分かるように言った
階段をゆっくりと降りる
二階だから
すぐ一階につく
・・・もうなれたけれど
木々が見守る帰り道
虚しく通り過ぎてく風
バラバラ散ってく生徒達
さよならが聞こえた 門
チャイムがなるの
授業が終わる
もう少しだけ教室で
小さく君が花のように笑うのを
見ていたかったけど
それに気づかない君はもう
帰り道を急いでいた
私は急いで追いかける
君は振り向く
少し戸惑って隣に並ぶ
「一緒に帰っていいかな」
家の前に来たの
今日はもうお別れ
もう少しだけ喋りたかった
大きく君が腕を振って
「また明日学校でね」
ってトビラを閉めながら
私をずっと見ながら言った
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