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E モンスター
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作詞 YKI |
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君が僕に教えてくれた
「作詞」という行為
初めは全く創れなくて
ムダにカッコつけたもん創ってみたり一言も創れずに時だけがすぎてったりしてた
上手に創れる君が羨ましくて
僕の創るもんは君と比べもんになんないけど
諦めずに創り続けた
少しずつ創れるようになって
つい楽しくなっては君に自慢しに行ったり
最近気づいたんだ
こうやって思うがままにペン先を走らせて
僕の気持ち、感じたこと、伝えたいことを言葉にしていると
どんどん僕の中から何が抜けていく
脱力感とはまた違って
虚無感のような
俗な言い方をすると
「毒」が抜けていくような感じなんだ
僕の中に溜まっていたモノ達を一斉に解放してあげてるような感じ
僕の言葉はソイツらを糧に発せられている
ソイツらが僕の言葉を形づくっている
何分何時間何日何年オマエらと一緒にいたのか分からないけど
ありがとう
言葉の栄養になってくれて
そして何より
ありがとう
僕の中にいてくれて
そういえばオマエらはこの後どうすんだい?
次は僕じゃない人の中にでも行くのかい?
そうかい..
じゃあ、次会う時は
いろんな人のお土産話を聞かせてね
成長して大きくなってたりすんのかな
声変わりとかしてたら笑うかも
それじゃ、また
アイツらはもう旅立ってしまったけども
僕の中にはまだまだコイツらがいて
たまにゴマすりしてアピールしてくるヤツもいて
僕の中はいつもコイツらで溢れている
僕がコイツらを「毒」と言うから
怒っているヤツもいるけど
全て含めて可愛いヤツらで
僕はコイツらのことが好きなんだ
コイツら1つ1つが今は僕
出会いと別れが忙しないけど
今日も朝から僕たちの1日が始まった
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