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失敗作
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作詞 白い桜 |
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ぼくは生きる
必ず生きる
周りの人間は
「失敗作だ」と言うけれど
ぼくは生きる
必ず生きる
たとえそれが
望まれていないとしても
周りの人間は
ぼくを捨てようとするけれど
それは嫌だ
ぼくは失敗作なんかじゃない
あぁどうしてぼくは捨てられるのだろう
周りの人間がぼくを作り出したのに
あぁ壊れてしまいそうな体がここにある
それでもぼくはこの体で生きる
だってそれは
ぼくが望んだから
ぼくは耐える
このまま耐える
周りの人間は
「改良しろ」と言うけれど
ぼくは耐える
このまま耐える
本当にぼくが不良品だったとしても
周りの人間は
ぼくを直そうとするけれど
それは嫌だ
ぼくはどこも悪くなんかない
そんな中で一人ある女の子が
不良品のぼくに話しかけた
あぁ無表情なぼくの顔が変わる
体のショートは気にならなかった
なんだかとても
あたたかかったから
間奏
周りの人間は
ぼくを直そうとするけれど
それは必要ない
ぼくはもう失敗作じゃない
あぁどうしてぼくは生きているのだろう
ぼくのこの体は壊れかけていたのに
あぁ溶けてしまいそうな心がここにある
それでもぼくは今も生きている
だってぼくは
活きているのだから
あぁなんだろうこの気持ち感じたことのない
あたたかくて包まれるようなこの感じ
あぁ鎖でつながれた心がここにある
それをぼくは引きちぎった
だってあなたに
会いたかったから
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