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人形
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| 作詞 やなぎ |
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いつものように暮らしている 何不自由なくずっと
このまま変わらない毎日（とき）を過ごすのだろう
でも上手くいくはずがなかったの あれもこれも崩れ去る
ついには手を血に染めて
いくつも壁をつくって いくつも壁を壊した
何かに溺れていたんだろう 僕は頭のおかしい人形さ
もう両手では抱えきれないほどの 罪を背負ってしまったのだろう
くだらない毎日（とき）を過ごしてた 僕が何故こうなってしまったのだろう
罪も恐怖も全て 背負いながらも笑った
何があろうとも平静に 何があろうとも笑っていた
そろそろ限界かな 疲れたよ
手に持つナイフでお別れさ
これでおしまい何もかも 辛いことは全ておしまいだ
でも何故か立ち止まってしまう 手が動いてくれないんだ
僕は何を考えているのだろう？ ただの人形なのに…
僕は人形だ ただ笑う人形だ
辛くとも 悲しくとも ひたすら笑ってた
本音なんて言ったことない 泣いたことだってないのに
心もどこかへ置いてきたのに
それなのにどうして今更 涙が出るの？ 何故手が震えているの？
僕は心があってはならない 命があってはならないのに
これで全てを終わらせるんだ
死なせてくれ 終わらせてくれ 消させてくれ 僕の全てを
立ち止まらないで 震えないで 早く息をかき消して
もういいよね？ さようなら
僕は人形 名前なんてもう忘れたよ
何も覚えてないんだ でも何か大事なこと あったような…
とりあえず「思い出すまで生きてみよう。」
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