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わたしの シ・ア・ワ・セ・ナ・ヒ・ト・ト・キ
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作詞 Reef Leaf 23 |
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教室の窓際 頭の上から
押さえつけられるような 真夏の陽射し
海の方から入ってくる 浜風が
カーテンを巻き上げていく
鼻のてっぺんから 浮かび出てくる汗
教室に響く 先生の声
黒板とチョークのぶつかる音
でも私の手は ペンを握ったまま
写しかけのノートの上で 動きを止めて
ただ真っ白い雲が 自分の目の前を
悠々 横切っていくのを 目で追いかけている
授業の内容(なかみ)も 雲と一緒に どこかへ飛んでいく
頭の中で グルグルまわるのは 放課後のことだけ
チャイムが鳴り 誰よりも速く
教室を飛び出て 駐輪場へ
自転車に跨り 校門から通りに出れば
海岸線へと続く 長い坂道
そして その先に見える
青い海 と 白い雲
ペダルから足を 投げ出して
海を見つめながら 坂を駆け下りる
額に溜まった汗を
風が後ろへと はじいて
揺れる長い髪とスカートの裾
坂を下りきれば 海岸通りとの交差点
行き交う車と 青く広がる海に挟まれ
煌めき 反射(うつ)る波 青空に舞うカモメ達を横目に
ココロ ♥(トキメ) かせて
暑い夏 家路に着く放課後の
シ・ア・ワ・セ・ナ・ヒ・ト・ト・キ
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