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白雪姫
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作詞 雨蘭 |
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眠りから覚めた白雪姫
広がる景色は荒れ果てていた
『なぜ、誰もいないの?』
木々は枯れて、朽ちていった動物逹
無残にも壊された住処
(ここはどこなのでしょう?)
いつまで眠らされていたの?
私を目覚めさせてくれるはずの王子様は?
優しく見守ってくれていたはずの小人は?
『消えて みな亡くなった』
毒リンゴの味は覚えているの
あの時の魔女の笑みもしっかりと
『魔女はどうなったの?』
世界を滅ぼしたのは魔女の力でした
だけど、その魔女も力に飲まれて消えてしまった
(ここには私だけ?)
独りぼっちに嘆いています
私はなにも出来なかった
ゆらゆら、ゆらゆら眠りに墜ちていた
『消えて みな居ないの』
私は白雪姫
眠りから目覚めて、独りぼっち
私は眠り姫
悲しみに涙しても、拭ってくれる人はいない
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