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例えばこれが悲劇でも
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作詞 スロースターター |
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今まで自分の考えだけに
すがり付いてやって来た結果がこれだ
「自業自得だ」と認められる強さも
持ち合わせていやしない 小さな自分
目の前の選択肢の多さに
迷った挙げ句引き返した 全てから逃げた
スタートラインにも辿り着けなかった俺は
ワンルームに引きこもり 一人泣いてた
「お前は人生の敗北者だ」
誰かの無情な声がこだまする
うるせぇよ そんなこと分かってるよ
「どうにかしなきゃな」と毎日思ってんだ
失ったものは数え切れねぇや
手にしたものは僅かばかりだ
天秤に掛けりゃ割りに合わない
でも皆そうなんだよ 腑に落ちないまま
「これが現実だ」と割り切って何とか生きてんだ
それが人生という名の悲劇
友達全員に愛想を尽かされ
恋人など出来た事もなく 一人になった
「何処で間違えたのかな」繰り返される自問自答
恐らく全部が 間違いだったんでしょう
「窓を開けろよ 風が気持ちいいぞ」
でも何かに怯えカーテンは閉め切ったまま
息詰まるなぁ 大声で叫びてぇ
今の俺の一切をぶっ壊してやり直したい
別れが教えた「さよなら」の意味
出会いがくれた人恋しい気持ち
それらをポケットに詰め込んで今すぐ
俺はこの部屋を出るよ まだ間に合うかなぁ
「これだけは負けねぇぞ」と言えるものを探しに行くんだ
例え人生が悲劇だったとしても
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