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成長するということ
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作詞 スロースターター |
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歳をとって 外見上は
ちょっぴり見劣りするようになったけど
育んだその心の中は
弱き立場の人をずっと思いやれるようになった
歩く速度 明らかに落ちた
初老になった親父の背中は
心なし頼りなくもなった
構わないさ それなら俺がその分支えてやればいい
そうやって人は成長していくんだろう
楽しみだなぁ 10年後 俺の隣には
ねぇ誰がいるんだろう?
過ぎ去った時間を 数少ない思い出を
思い切り強く噛み締めた
とどまりはしない それが生き物の定め
時の流れに自然と身を委ねて行こうよ
さようなら 少年の夢
遂に日の目を見る事はなかったけど
その代わりと言ってはなんだけど
些細な幸せがずっと身に染みるようになった
語れる青春の日々 そんなものないさ
それでも目を閉じれば いくつもの場面フラッシュバック
泣き笑いの俺がそこに
刻まれた傷痕も 逃してしまったチャンスも
今でも全部思い出せる
全ては経験となり 生きる為の知恵となった
同じ過ち繰り返さぬよう歩いて行こうか
別れを告げたあの人 今でも元気でいるかなぁ
ふと想いを空に巡らせた
そこに陽が射して 青いキャンバスの絵画
忘れる事はないから ずっと共にいるから
出逢った人の数だけ 俺を大人にしたんだろう
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