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小さな巨人
作詞 いのいちゆずき
木漏れ日の下を
自転車で駆け抜けてた
上り坂ですら
いとおしく思えた

君は待っていた
ゆるい僕の足取りでも
絶えず振り向いて
確かめてくれてた

君をからめとった
たくさんの痛みを
空っぽにしたときに
側にいられるのかな

足下に広がる
まだつぼみの花畑
摘んで束にしても
残骸になるだけ
臆病な僕は
この体に見合うほど
大人になりきれない
君を忘れてしまう


巨人は怯えた
偽善に変わりゆくこと
高いところから
手を伸ばすことを

僕を奪い去った
言動や声音を
空っぽにしたならば
何を残せるのかな

目の前に見つけた
ただの蝉の抜け殻を
採って眺めたって
育つはずないのに
臆病な僕は
君をぬぐいきれないよ
一つに絞り得ない
小さい夢の足跡


足下に広がる
まだつぼみの花畑
摘んで束にしても
残骸になるだけ
臆病な巨人は
愚かな姿に泣いた
大人になりきれずに
おとぎ話に帰った

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 小さな巨人
公開日 2013/03/15
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 大人になった今、何を得ただろう、何を捨ててきただろう。

子供の頃に持っていたきらきらした毎日と、たくさんの可能性の代償に、僕はどんな大人になったのだろう。
いのいちゆずきさんの情報













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