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虹
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作詞 トルチョック大王 |
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手かせ足かせ填められて
麻袋に詰められて
世界を漂流してみたら
虹が砕け散った
目も耳も口も塞がれて
絞首台に吊るされて
流れる雲 感(み)ていたら
魚が降ってきた
沈まぬ太陽 眠れない夜
干からびかけた海
温もりを握りしめ
どこまでも落ちてゆく
白いベットに横たわり
好き放題いじられて
不老不死など夢見ても
夢は夢のまま
真っ赤な血飛沫浴びたまま
心の臓など捧げても
水面に映る月影は
そっぽ向いたまま
夜空に針を突き立てて
こぼれ落ちた光
苦しみを従えて
どこまでも歩いてく
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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