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傷ひろい
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| 作詞 ともクン |
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吸い殻が道の上
風にも負けず踏んばっている
空き缶は道の隅
落ち葉の屋根に守られている
どちらも私の傷跡を
描(えが)き出しているようだ
守られていい時に強がって
立ち上がるべき時に甘えては
ロクなことなく今日まで生きてきた
だから私 傷をひろいます
進み出て
ひたすら私 傷をひろいます
よろこんで
明日(あす)を信じられずとも
自分を信じられるよう
だから私 明日も続けます傷ひろい
人はなぜ紙屑に
夢書き殴って捨てるのか
そしてポリ袋に
欲望を詰め込み捨てるのか
どちらも社会(せけん)の世知辛さ
浮かび上がらせているようだ
夢に破れし者を嘲って
過去ばかり見て人間性(ひと)を決めつけて
気づけば私もその仲間のひとりだった
だから私 仕分け続けます
夢捨て場
愛をもって 仕分け続けます
自分捨て場
明日笑い合えなくても
今日だけは笑い合えるよう
だから私 明日も続けます夢仕分け
だから私 傷をひろいます
進み出て
ひたすら私 傷をひろいます
よろこんで
明日(あす)を信じられずとも
自分を信じられるよう
明日泣かされる分まで
今日泣いてしまえるよう
だから私 明日も続けます傷ひろい
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