|
|
|
自由
|
作詞 ともクン |
|
この世のすべてを操るなんて
出来るはずない させはしない
誰かがえがいた地図を広げる
旅には必ず終わりが来るの
いったいどこへと流されていくの?
どうしてあらそい傷つき果てたの?
持たされた決して破けない地図が
死よりも惨い終わりだけ示す
それでもその向こうで目にするのは
縛るものがない自由かもしれない
だけどそこでも痛みや苦しみは
消せない気がするの
たとえば男女や国籍など
分けることない世界ならば
自由を知らずにただ生きていく
虚しい世界になったでしょうか
そんな言葉に惑わされるうち
鎖をきつく締め直すのは誰?
言葉は創るたび権力(ちから)になるから
大きな声で縛りつけたがる
けれどもこうして囲われることで
安定した毎日を過ごしている
そして思うの これこそが確かな
自由なんだろうと
いつか必ず地図は古び朽ちて
懐かしい混沌が舞い戻って来る
自分のカタチすら見失うようで
自由の意味に脅える
そうして名前は消え果ててしまい
それでもたったひとつだけ残される
それは隠して消してしまったはずの
裸の自分(こころ)なの
|
|
|