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薔薇のゆりかご
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| 作詞 ドクダミ |
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安らかに眠る貴女は 雪のように溶けては消える
誓う愛 踏み躙ること 今は許せる気がする
教会の鐘が教えた黒い朝 光欲して
どうしても辿り着けない 遠い空の上
最後に交わした口付けの熱だけが僕の生きる意味になる
冬を見届けた風の足音はもう、大きくなった
亡くすことばかり考えてた 弱い僕を救って
いつか来ると思っていた 君の空白を埋められない
白い薔薇 紅く染め上げて
呟いた言葉の意図は 特に無く紡がれぬまま
丸まった影に触れるのは手じゃなくて花弁
先を急ぐ肩にぶつかればいつの間にか見知らぬ場所に着いて
ここなら忘れられそうだと感じた それは無駄。でも……
失ったものは戻らなくて 静寂に堕ちてく
いつも在ると思っていた 君の欠片は永久に眠る
白い薔薇 紅く濡らしてる
遠くで鳴り響いた鐘の音は常に胸に刺さる鎮魂歌
春から逃げ出したくなる身体を止めるは、天の声
亡くすことばかり考えてた 弱い僕を救って
いつか来ると思っていた 君の空白 今も空っぽ
探すことを諦めていた 静寂に隠れて
今日も君を想い続ける 追憶の中に彷徨いたい
紅い薔薇 一つずつ千切れる
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