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闇夜に浮かぶは金の眼
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作詞 逝蝣(ゆゆ) |
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「アタシは真っ黒の毛で闇夜に溶け込む。」
柔らかい月の光 アタシの毛並みを照らす
黒い雲の隙間から 不浄なものを消し去る様に
欲に塗れた情の色 欲に塗れた人の色
「人間不信のアタシは路地裏で独り啼いている。」
神聖なる月の光 アタシの金眼を照らす
静まり返った町並みの 汚行を中和するかの様に
この眼に刻んだ欲の色 この眼に刻んだ人の色
「作られた壁は脳裏に刻まれ愛など既に諦めた。」
飼われて「愛情」を貰った後は
「興味」を失って捨てられる
大丈夫、アタシは独りでも生きていけるわ
言葉等もう欲しくは無い
愛情も其れと同じこと
きっと望むから苦しくなるのよ
だからアタシは欲しくない
「大丈夫、アタシは独りでも生きていける。」
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