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寒宵
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作詞 逝蝣(ゆゆ) |
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アスファルトを青白い霧が撫で
月が堕ちかけている、そんな朝
僕は冷たいシャワーを頭から被り
また憂鬱な一日を始める
朝が来なければいいのにと切願して何年経ったのだろう
未だに僕は 教室の隅で俯せ泣いていた、あの頃の儘
強い風が深緑の森林を撫で
月が堕ちかけている、そんな朝
僕は冷たい風を全面に受け
朧な脳味噌を叩き起こす
太陽が昇らなければ良いのにと哀願して何年経ったのだろう
未だに僕は 公園の隅で様子を見ていた、あの頃の儘
青白い月は名残惜しそうに舞台から降り
僕の醜さを照らし出す太陽が姿を現した
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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