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春雷
作詞 工工声
桜の花が風に抱かれ
ひらりひらりと手を振っている
旅立ちを迎えた朝だと
この心を鳴らした春

3月も終わりに近づき
窓に映る景色は変わる
青空にかかる電線をたどり
通い慣れたこの道振り返れば

桜の花が風に抱かれ
ひらりひらりと手を振っている
旅立ちを迎えた朝だと
この心を鳴らした春

ここから新たな私が
ゆっくり始まるのだと
夜明けを待ちわびた眼差し鋭く
涙枯らして別れを告げた過去

さよなら友よ、笑顔の向こう側
未来は明日じゃなく今日にあると
旅立ちにくれたその言葉が
この心にずっと響いている

桜の花が散る儚さ
鮮やかに咲き誇る凛々しさ
私の心の破片に譬えて
空高く舞い上がれ…

桜の花が風に抱かれ
ひらりひらりと手を振っている
旅立ちを迎えた朝だと
この心を鳴らした春

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 春雷
公開日 2014/05/25
ジャンル ロック
カテゴリ
コメント 『春雷』というタイトルはここ数年前からずっと温めていたものです。ただ、表現の仕方がわからず、今に至ってしまいました。『雷』という一種暴力的なものと、『春』という牧歌的な表現を誘う、相反する熟語であったため、イメージがわきにくかったのが事実です。そこで『雷』を胸に響く『衝撃』に表現を変えて歌詞を書きました。
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