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家族へ
作詞 工工声
ここを旅立つと決めたあの日
誰もが悲しい顔をしたね
子どもみたいなわがまま言って
あなたの声も聞こえなかった

迷惑をかけるたび傷ついたのは
あなたを想うわたし自身だった

力に任せたまま
この街を飛び出した
右も左もわからないのに
闇のなかをぶつかってきた

大人になってみて
子どもだと気がついた
あなたの声が、そのぬくもりが
わたしを照らす光でした

年をかさね力をつけても
街を歩けば迷ってしまう
ひとりぼっちじゃなにもできない
ずっとあなたの子どもだから

愛すべき故郷は変わらなくて
泣きたくなる日には帰りたくなる

わたしもおなじように
生まれてくる未来を
ただ真っ直ぐに愛するでしょう
あなた自身がそうしたように

気づけば守られていたわたしが守っていた
差しのべられたあたたかい手は
わたしが握り返していた

これから少しずつ与えられたものを
返すことにしよう
愛してくれた人とおなじようにわたしも
愛で繋がりたくて

わたしもおなじように
生まれてくる未来を
ただ真っ直ぐに愛するでしょう
あなた自身がそうしたように

大人になってみて
子どもだと気がついた
あなたの声が、そのぬくもりが
わたしを照らす光でした

生まれてくる未来から
おなじ想いや愛があったらいいな
幸せだろうな
あなたがそうだったように

あなたの愛があったように

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 家族へ
公開日 2013/06/02
ジャンル ロック
カテゴリ 家族
コメント いままで注がれ続けてきた『愛』の『意味』に気が付いたのは、自分自身が『愛』を注ぐ立場になった『大人』になってからだった。それは厚かましいとか、お節介とかではなく生まれてきた『未来』へと『繋げる』ためのものだった。
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