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作詞 工工声
月の満ち欠けに似ている心を 呼ぶように吠える狼になりたい

怪しくなる雲行きに追われて 流れ流れたどり着いた荒野
標識の一つでもあるのなら この足は血に染まらずに済んだ

あばら家で夜を待とうか すきま風から身をかがめ
扉をノックするのは どこの誰で、なんの用なの?

月の満ち欠けに似ている心を 呼ぶように吠える狼になりたい
噛み付いた愛を離そうとしない 飢えてまで君の近くにいたいから

「どうしてそんなに口が大きいの」 君を食べるのに不必要なほど
「呑み込めたなら傷は目立たない」 優しさが喉のつかえたとしても

欲しいものは欲しいがまま この手で掴めないのなら
遠吠えでもしてみようか それで霧が晴れるなら

夜が明ける前に狩りに出掛けよう 闇が一番深く包むから
待ち構えている君の銃口に そっと口付けをして微笑もう

護り続けてきた秘め事を 狂気の仮面で奪い去ろう
そこに在るものは愛なのかな? 人は絶望と希望の中

獣に落ちてゆく…

月の満ち欠けに似ている心を 呼ぶように吠える狼になりたい
噛み付いた愛を離そうとしない 飢えてまで君の近くにいたいから

月の片割れをこの愛で埋めて 狼に似合う悲しい恋心
噛み付いた痕を優しく抱くたび この月明かりを思い出しておくれ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル
公開日 2012/07/30
ジャンル ロック
カテゴリ その他
コメント 恐怖は牙を隠している。目に見えるものは本物の恐怖ではない。
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